乱蘭通信208号・思い出すまま  ↑prev next↓

 キムチについて
 キムチを通して、日本と朝鮮半島の深く複雑関係が見えて来ます。最近、日本の漬物で、キムチが日本の伝統的漬物、タクワン、浅漬け、糠漬けを抑えてキムチが一位になりました。時代の変化です。ここ二十年の間に、日本と韓国との関係が劇的に変化したのです。
 
 キムチは野菜の漬物、高麗王朝時代から作られてある伝統的な朝鮮半島の食べ物です。しかし今の形、白菜と唐辛子をベースにした漬物は、ほんの二百年前からなのです。それまでは唐辛子も白菜も使かってはいませんでした。白菜はまだありませんでしたし、唐辛子は和芥子といわれ、半島の人々には忌み嫌われていたのです。秀吉軍が朝鮮半島半島に持ち込んだもので、侵略象徴だったからです。
 
 約二百年前、朝鮮半島は深刻な塩不足に見舞われました。そこで思いついたのが、唐辛子を使い腐食抑えるということだったのです。塩分を少なくてすむからです。更に丁度その頃、中国で白菜が新たな野菜として作られ、朝鮮半島にも入って来ます。そこで、白菜、唐辛子、基本として、味を深めるもとして塩辛などを加え、現在のキムチのスタイルが出来上がったのです。
 
 朝鮮半島が日本の植民地化となったのは大正時代です。それに伴い、経済難民として、たくさんの半島人が日本に入り込み、部落というスラム街を造られます。これが朝鮮人差別の元凶です。キムチは、不法移民の食べる、辛く臭い食べ物、貧乏人の食べるもの、として日本人に嫌われたのです。ごく最近まで嫌われ続けてきたのです。
 
 それが劇的に変わったのは、ほんのここ二十年の間です。何故でしょうか。それは差別する理由が無くなったからです。
 
 差別はいじめと似ており、差別する側、される側の理由があります。
 日本人側の理由として、明治以降、欧米諸国へのコンプレックを持っていたからです。そのストレス解消に、弱い立場の朝鮮人を差別して来たのです。逆に朝鮮人側からは、スラム街の住人で、貧しかったからです。それ以上の理由はないと思われます。江戸時代まで朝鮮半島の人々は、大陸の文化を伝えてくれた人々として、日本人は尊敬してきたのです。西欧文化が入り、それを早く受け入れた日本と、遅れて便法のままという以外に、差別の理由は考えられません。
 
 日本のバブル景気は、欧米人に対するコンプレックスの解消に役立ちました。ストレスを感じなくなったのです。在日、韓国人を見下す必要がなくなったということです。また在日の人々や韓国の人々の経済発展は著しく、少なくとも経済面では、日本にコンプレックスを持たなくなりました。これがこの二十年の劇的に変化を生んだのです。
 
 
 
 中国、巨大な嘘つき国家 それ故、現在の経済への対応が何も出来ずにいます。
 中国は社会主義国家、中国共産党が掲げる理想が、最も重要となります。政府の官僚もマスコミも、それに合った仕事や報道がなされることになります。現実の社会は党の理想とは常に違います。官僚は現実を報告せずに、恣意的に党の方針に沿った発言や報告をします。マスコミも同様、自らの社会分析を放棄して、党の方針に沿った報道をします。
 
 経済においても同じです。経済指標は、どの国でも客観性を基本としていますが、この国は党が決めた経済政策に沿った数字を提出するのです。
 2023年の経済成長率を党は、GDBで5.0%の目標を掲げました。GDBの基礎になる各部門別の成長率はマイナスだったりして、それらを足したら、5.0%をかなり下回る数字しか出て来ません。しかし政府の発表では、5.2%の成長と発表しているのです。この不鮮明な経済指標、捏造された数字は、新たな不良債権を生み続けるているのです。
 
 中国の不動産分野はバブルが崩壊し、経済が収縮するデフレ経済に移っています。今、不良債権を処理することが、中国経済全体に広がるのを防ぐ唯一は政策です。しかしそうする動きは見えません。作られた、捏造された経済指標から判断すると、大量の資金を必要とする不良債権の処理をするほどでは無いという判断に至るからです。
 不良債権を処理すれば、大量の資金と大量の企業の破綻が生まれます。中国政府の恐れるは、そこで生まれる大量の失業者です。社会不安を招き、政府批判へと結びつくからです。失業者を出さない方向に、役人は動くわけです。
 
 不良債権とは、利益を上げられない企業や企画です。できるだけ早く解散させる必要があります。長引けば長引くほど、その損失は膨らみ、同じような企画、企業を引きずり込み、拡大するのです。不動産業の不良債権が、建設業、金融業、更に経済全般へと拡大するのです。倒産企業を五年放置すれば、五倍十倍に拡大するのです。
 
 一昨年は大手の不動産会社が、破綻しました。政府は破綻処理すると影響が大きいので、破綻を認めていませんでした。昨年はそれが大手のノンバンクの破綻へと広がりました。この破綻は認めたようですが。今年は、さらに広がり地方政府が出資した、投資平台へと広がるでしょう。来年は恐らく、地方政府の財政破綻です。政府のすべき公共サービスの停止といった方向に進むでしょう。
 社会不安が拡大し、共産党の存亡へと拡大するでしょう。
 
え・ちえ 
 「日本のバブル崩壊を研究」と中国高官は四五年前まで言っていたのですがね。習近平により経済担当から外されたのでしょう。習近平は経済や市場のことに関しては全くの無知です。中国がまだ貧乏国だった事態の社会主義者です。不動産バブルの崩壊ということの深刻さは知らないのです。経済担当を自分と同様に無知な側近にすり替えて居るのが現在です。日本が犯した過ち、対応が遅くなり、不良債権を書く出させた過ちを犯しているのです。日本を研究した役人を担当から外したからです。
 
 次のパンデミックは経済?
 国内が不動産バブル崩壊に起因したデフレ経済となると、好調な、EVや他の製品の輸出で、景気を支えようとします。それらの製品の安売りです。
 今、世界が懸念しているのは、中国発のデフレが世界に蔓延する事です。安売りの下等競争です。これは中国発、経済分野でのコロナ禍、パンデミックです。世界経済に大きな重しとなり、不景気に導くという心配です。
 その対策として中国製品の輸入禁止など各国は動き始めています。
 
 崇禎帝 (すいていてい)
 中国で明朝最後の皇帝の本が出ました。真面目な皇帝で、さまざまな改革するのですが、生真面目さが災いし、内乱起こり、清朝の李自成に責められ自殺してしまうのです。
 SNSでこの皇帝は生真面目な習近平に似ていると、評判になり、習はこの本を発行停止にしてしまった。
 だから習近平は民衆から嫌われるのです。熊のプーさんも何故禁止にする必要があるのでしょうかね。嬉しいではありませんか、そう呼んで国民が親しんでくれたら。嫌われるのは、指導者としての心の幅、余裕が微塵も感じられないからです。
 
 日本の株価高騰!中国バブル崩壊の影響。
 日本の株価高騰は、中国の経済の影響らしい。中国に投資していた投資家が、中国経済の先行きを嫌い、またアメリカやEUより安定している日本の株を買っているらしいのです。現在、バブル最盛期の水準まで、根を上げている。日本の投資家は、冷静で、馬鹿騒ぎしていないが、高値が続くと、何が起こるわかりません。株価が経済の実態とかけ離れて来ると、問題が起こって来ます。 現在、中国経済に世界の投資家は見切りをつけたと言うことです。これから中国経済は世界の経済の重しとなり、足を引っ張るようなると言うことです。
 
 今、懸念されているのは、デフレの輸出です。EVを始め、中国製品の安売りです。在庫がたくさんあることに加え、雇用の維持のため、赤字でも安い製品を作り続けると言うことです。中国政府は不良債権の精算をすると、一時的に多数の企業の倒産、失業者の増大が起こりますので、それを回避する政策に終始しているのです。失業者の増大を一番恐れているのでしょう。今まで投資した企画や企業の体質を改善しなければ、あるは破産させなければ、不良債権として残り、拡大し続けます。
 
 だから中国株は低迷しているのです。不良債権の精算は、中国共産党の存亡、少なくとも、習近平政権の存亡かけた大仕事なのです。その決断を先送りにしているのです。そして、世界を安売り強に巻き込み、世界経済の足を引っ張る。世界の厄介者ななりつつあるのです。
 
 習近平周辺の官僚には分かっていないでしょうね。経済の仕組みを理解できない、無能な官僚集団です。庶民の方が先行きは未透視が暗いと、分かっていて、財布の紐をしっかり締め、身構えています。
 
2/11 おそばの会 
 建国記念日
 2/11におそばの会を入れてしまった。建国記念日です。歴史的根拠は全くない記念日です。神話の話です。
 ただ日本人とは、と考える時、全く無視できないことは確かです。世界で一番古い王家であること。日本の宗教を考えた時、一つの柱であることは確かです。
 戦前のような過度の民族主義に陥らなければ、僕としては全く否定するとまでは言えません。
 
 高天原神話は飛鳥時代までに作られた新しい神話です。当時の大王家にはアマテラス神話ぐらい神話しかなく、他は皆借り物です。中国の道教、海人の神話、スサノウオは出雲神話からと、皆寄せ集めの神話です。
 更に大王家は中国や朝鮮半島の最高神が男神がであるのに合わせ、タカムスビの男神を最高神にする動きもあったのですが、民衆には評判が悪い。アマテラス、女神に落ち着いたのです。
 社会が母系社会で、その反映としてのアマテラス、後に食の神である豊受大神と合わせ伊勢に祀ったのです。当時、父系社会の中国からの文化的圧力は相当なもので、女神を最高神にすることで、日本の独自性を守った。ということです。
 
 
 今年は何が起こるか分からない年、龍が暴れる年。
 日本の株価がバブル期を超えてしまった。中国景気に嫌気を指した外国の投資家の資金が資金が日本株を買ったからです。バブル期の馬鹿騒ぎは今のところないが、先は分からない。辰年、何が起こるか分からない。
 トランプの影響を受けアメリカ共和党が保守化、ウクライナ支援金が滞っている。勝ち戦も負け戦に変わる気配。自分に従わない側近を次々殺すプーチンのロシアが台頭する世界は、憂鬱そのものだある。
 
  将来歴史的に見た時、今年は変化の始まりの年かもしれない。途上国が経済成長し力を持ち始めた。これらの国は政治は不安定です。民主主義国家ではありません。独裁が一番運営しやすい政治システムです。その分アメリカの指導力が落ちている訳です。世界政治のパアーバランスが変化し始めているのです。
 日本もうかうかして居れません。原点に戻して政治も経済も組み立て直せる余裕は持ち続けないと、足下をすくわれます。
 

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