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アメリカ大統領選  その一


 自由の国、民主主義の国とアメリカ人は、自国の政治を、誇らしげに主張する。しかし、大統領選の経緯を外から眺めるていると、アメリカ人がバカにする衆愚政治の国々と、何ら変わらない用に見えてくる。
 党派だけではなく、マスコミやSNSも加えた、巨大なムードで、全体が動いている。そして、民主主義の基本、三権分立は、守られていない。

 裁判官とか、法律に従うべき人々さえ、自分の理念ではなく、世間のムードに飲み込まれ、世間からの非難を受けない、身の保全という、自身の利益のみで動いているように思えてくる。

 例えば、議会襲撃事件は、民主主義の基本に対する攻撃です。容疑がまとまり次第、裁判官として判断すべきなのに、判断を先延ばしています。なにやら、大統領選の結果が出るまで、保留し、その結果に沿った判断をするという思惑が見えてきます。大統領権限?判断を先送りする口実としか見えません。今この憲法違反の判断をして、それが自分達に対する非難を避けたいという事が、先延ばしの一番の理由と、思われても仕方ないですね。

 アメリカの大統領選は、他国の選挙ですが、世界に与える影響は絶大です。それ故に、文句をつけたくなるのは当然の事です。

2024.7.17. Mamoru Muto
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