乱蘭通信２１８号・詩　季節の巡りと共に　

　　タイトルをこう書くと、ストレスの少ない平凡な毎日を連想しますが、実際は「戦士」という言葉たずさえなければ、平安は得られません。
　春の桜の季節、秋の紅葉の季節を除いた季節は、大きなストレスがあり、体力、気力のバランスを取るのに、「戦い」という言葉を使わざるを得ません。
　３５℃を超える猛暑が、十日二十日と続けば、正に日々戦争です。土砂降りの雨、台風による大風と、注意の必要なものもやって来ます。
　また寒い時期も、寒いだけで、疲れが蓄積されるし、衣服を重ね着するだけで、動きは鈍ります。

　そんな日々に、季節ごとの楽しみが散りばめられています。　ささやかなものかもしれませんが、それを感じ取る事は、生きている事の幸せと繋がるものです。

　　　新たな花が咲いた。
　　　蝶々をみかけた。
　　　吹く風に秋を感じた。
　　　更に、浮かぶ雲は次の季節の雲だ。
　　　、、、、

　それらを素直に受け止めることが出来たら、強い言葉で、身構えたことも、無駄ではなかったということですね。