プ ー チ ン
戦争しないと権力維持出来ない、不幸な体制です。
ロシアはプーチン体制になり、チェチェンなどの国内戦争から、戦争なしには政治が成立しない国なってきたのです。 大ロシア主義、スターリンの時代を理想とするのがプーチン体制です。
三倍、四倍の兵力と軍事を持ってしても、ウクライナと五分五分の戦いしかできないのに、プーチンを始めとした、ロシアのエリートは、勝ち続けていると信じ込んでいるのです。なんとまあ愚かな事か!
本当の理由は、戦争やめたら、政治も経済も成り立たなくなってしまうからです。民衆を支配する強力な法律も、自由の束縛も、「正義の戦争」があるから、正当化される訳です。
再三のトランプからの呼びかけに応じないのは、その為です。プーチン体制とは、北朝鮮と同じ、ヨーロッパを敵対視することによって成り立っている国なのです。
それを支えているのは、モスクワ中心に住む裕福な、エリート層都会住民と、それとは対照的な。地方の貧困層です。地方の住民は、兵士になる事により、軍から降りてくるお金により、日常を維持しているのです。貧困こそが、ロシアの力という、不幸な社会なのです。
ロシアは行くところまで行き、崩壊させるしかありません。
2025.10.16. Mamoru Muto