乱蘭通信218号・思い出すまま
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平凡という時間の流れ
車がなくなって三年ぐらいなります。以前は気が滅入ると、車に乗って、奥多摩や秩父の山並みを走り、気分転換をしたのですが、それが出来なくなりました。
電車を使っても、そう遠くにはゆきません。主に歩ける範囲でしか移動出来ません。その中で、気持ちを改められるものを見つける為には、様々な工夫や細やかな配慮など、必要です。
平凡と言っても、季節は変化し、昨年と同じ季節は来ません。明日は今まで経験したことのない、未知の未来です。そのつもりで居れば、新たなな出会い連続なのです。細やかな変化を感じる繊細さが必要です。
浅漬け
野菜が高いので参っている。肉、魚は少々なくても良いが、野菜がないと困る。スパーの野菜売り場にゆくと、安くて栄養価高いものが置いている。レタスや豆苗などは最近よく買う野菜です。
更に丁寧回ると、賞味期限間近の野菜が、安く売っている。それらを、なんでも良い持ち帰り、浅漬けにして食べています。
適当な大きさに切り、顆粒の出汁、乾燥わかめ、乾燥ひじきなど海の乾物加え、お塩振って出来上がり。一日おけば出来上がり、二日経てば、乳酸発酵して酸味も加わる。僕の胃に優しい食べ物に変身するのです。
え・ちえ
変化の時期?
大きく二つのことで、先行きどうなるか気になっています。一つは株価が最高値を重ね、バブル経済最盛期を超えてしまった、ということです。もう一つは、政治が不安定となり、自民党政治の不信感が広がり、政権交代様相になってきた事です。二つとも、三十五年前のバブル経済崩壊時に似ています。
違うのは、社会や人々は動揺する事なく、これらの変化を冷静に受け止めている事です。また、株価とも関連しますが、物価の高止まりが一向に改善しないという問題もあります。
その他に、アメリカのトランプ政権の成立は大きくて、保守的な人々台頭など、気になる所です。保守が台頭するのは、先行きが見えないという事でしょう。何か大きな変化、構造的な変化が起ころうとしているのかも知れます。
日本だけではなく、アメリカのトランプ政権も、EU、ヨーロッパも、先を読めていないという事でしょう。未来が見えないから、保守的に、今までの価値にしがみついているという事でしょう。
従妹からお米と一緒にいろいろ届く。
物価高の折り大変助かります。
ここ二ヶ月、心に残った事
一つは、国連が再生エネルギーが、旧来の化石燃料、原子力エネルギーより、コスト安と宣言した事です。人類は1990年代、フロンガス排除に成功した。オゾン層破壊を阻止できた、それに次ぐ快挙です。旧来のエネルギーより経済的安ければ、自然と普及し、いずれ、二酸化炭素による温暖化阻止が出来ます。
次は、古代史で現在も残る古墳についてです。旧来古墳は、権力の誇示の為に作られた、と言うのが考古学の解釈でした。しかし、新たな説では、権力維持は二番目の目的で、水田の拡張に伴う、貯水池が一番であったと言う指摘です。
水の安定的供給の為の、貯水池の設営が一番目の目的で、管理者の墓は二番の目的だったという指摘です。耕作地の開墾、拡大は経済的豊かなるということですし、それなら一般農民も積極的土木工事参加した訳です。そして、また経済的に豊かになれば、そこの支配者の、権威の誇示に繋がったわけです。
古代史は面白い、十年経つと解釈変わります。
高市総理大臣
僕は基本的に賛成です。夫婦別姓などは賛成で、彼女の主張には同意するものは少ないですが。
何故賛成かと言うば、保守、左派に限らず、政治の最高責任者に女性がなることが大切なのです。ハードルが高いのです。左派でも。一度踏み越えれば、後は保守、左派問わず立候補する事が楽になります。
女性問題は、何よりも要職女性がつき、責任を持つことが大切。国会議員の三分の一が女性性なら、性差別など男女の間にある問題の多くは、自然消滅します。高市さんは六人女性閣僚を入れたいと言っていましたが、二人だけです。旧来の派閥均衡内閣です。
隠ぺい体質と自民党保守派の金権体質ですね。自民党には後がありません。さてさてどうなりますか。
住宅地で見つけたハロウィンのかざり。
中国、洗肺(肺を洗う)旅行
少し前の爆買いから、現在は洗肺旅行が主流なっているという。空気の綺麗な田舎にゆき、自然や古い風物に触れ、心を癒す旅行です。バブル景気が崩壊して、使う金も少なくて済みます。
相変わらず日本は人気で、政府の反日キャンペーンはそれはそれは、考え方の切り替えは、中国人の現実主義は徹底している。
韓国、中国はいつのまにか日本を追い越してしまった。ITなどは日本の先を進んでいる。しかし先を急ぐあまり、多くのものを破壊して置き忘れて来たように見えますが。歴史を見ると日本は一度広まったものを捨てない文化です。それに反して大陸は、どんどん新しいものに変えてゆく文化です。日本を基準に見ると、間違った判断をする可能性があります。その点は注意深く見る必要があります。
日本旅行を、「20世紀旅行との別名」があるほどです。日本には古いものがたくさん残っています。田舎に行き、温泉に浸り、20世紀の風物を楽しみ、日本旅館で、日本料理を楽しむ。物価も日本の方が安い。そしておいしい空気。正に「洗肺(肺を洗う)旅行」です。
豊かさは、先ずは物質的な豊かさから始まり、だんだん精神的なものへと変化してゆく。自由主義国なら、その過程で、市民運動など社会変革を伴うのだが、中国では、個人の意識変化以上のものは出てきません。バブル景気の頃の爆買い、成金趣味と比較したら、現在の方が、より人間に戻ったというべきでしょうね。
しかし、いずれ社会変革もなければ、社会そのものが成り立たなくなる事を期待したいものです。
民度や道徳
中国社会で民度が低いのは仕方ありません。共産党から押し付けられた倫理と、経験的な日常からの倫理しかない。市民運動のによる、社会を自分達で作るというものが、排除されているので仕方ありません。ゆっくりゆっくり変わってゆくしかないかもしけません。
氷雨 秋を通り越して冬がやってきた。
朝から冷たい雨が降る 。10/25
ウクライナ戦争
戦争は、道化役者のゼレンスキーを政治家にして、トランプをピエロにした。
相変わらず、トランスは道化役者で踊らされている様です。トランプが落ちないように、ゼレンスキーとヨーロッパ各国の首脳は、トランプを支えているみたいですね。
プーチンは一貫しているのです。戦争により、ウクライナを獲得する事、一歩も譲らないという事です。ウクライナはロシアの属国、ウクライナ全土を取り戻すのが、ロシアの正義なんです。ウクライナを独立国と見ていないのです。ここでプーチンの拡大主義を止めなければ、東ヨーロッパは常にロシアとの戦争に怯えなければならないという事が、トランプは分からないのです。東ヨーロッパは、アメリカからは遠い国ですからね。
ブダペストでの米露交渉が延期なり、ロシアの大手石油会社への新たな規制を発表しましたが、プーチンは折れて停戦に方針変更するだろうと、トランプは願っています。しかし、経済制裁には様々な抜け道があるのです。インドは、二次制裁に素直に応じませんし、影の戦団による闇ルートもあります。ロシア国内の製油所を破壊すること一緒に行って初めて成果が上がるのではないでしょうか。
なのにトランはは長距離ミサイルのウクライナへの供与に消極的で、見合わせています。また、プーチン体制は一時的な戦争中断でも、今までの戦争の矛盾の噴出が起これば、体制の崩壊繋がりかねないので、強行策を簡単に崩せないのです。国民の不満を打ち消すためには、大きな成果が必要なんです。そう言ったことをトランプは読み切れていないので、やる事が皆甘くなるのです。その判断の甘さが、トランプにピエロ役を演じさせているのです。
乱蘭通信218号・思い出すまま
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