─ 2013年 ─
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8 月 の 庭 劇 場
「 詩 集 」
8月27日(火)~28日(水)
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真夏の路面でイモリをふみつぶした。
「死んだらどこに往くとキミは思う」と、芸術家は看護の妻にいった。芸術家は末期癌だった。
イモリを踏み潰したからではない、木の茂みで啼いている蝉も往くところに逝く。
もんだいは、わたしたちも同じ処へ逝くのか、否か、だ 。
くしくもこの夏を一緒で生きている。
さて、いよいよ蝉は猛烈に鳴いています。 イモリは足元で潰れたまま。 仰げば雲。千年来の無常で流れています。
首くくり栲象
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