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首くくり栲象(タクゾウ)は
かように行為します


ARICA第20回公演
「 蝶の夢 / Butterfly Dream 」

2月17日(木)・18日(金)

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首つり男よ、
見る前に、飛べ!
Hang Man,
Leap before you look !

空間を読み、音を積み上げ、光を計る。いつも緻密な仕掛けを準備して、ARICAは舞台に臨んでいる。

しかし、そこに何かを起こすのは、結局、舞台に立つ人間だ。毎日首をくくり続ける鋭利な男と、深遠な意識に体を充たしゆっくり歩行する女が、企てを超えた事件を起こす。何が起こるのか誰にもわからない、私たちはその目撃者になる。

首くくり栲象

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首くくり栲象は、1960年代から伝説の美術家風倉匠、高松次郎、松澤宥らとの交流を重ねてきたアクショニスト。 1997年より現在まで10数年もの間、毎日自庭で首を吊り続けるという高踏行為を刻んでいる。対する安藤朋子は、故太田省吾の転形劇場から始まって現ARICAに至るまで、無二の特異な身体表現をもって実践を続けている。この二人をARICA演出家・藤田康城が奇跡的に遭遇させた。 二人が閃光のように一瞬交錯する、滑稽にして哀感深い前代未聞のパフォーマンス。

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